120° が書けない
基本的に 晴れ男の三箇です。
そして 今日は
雑誌の撮影がある日。
雪だ・・・。
会社の窓から撮りました。
晴れ男 返上です。
昨日まで降らなかったのに・・・。
撮影場所は
ネタの宝庫の あのお客様のおうち。
なんか 楽しいことが起きそうだ。
本題に入ります。
120°が書けなくなった・・・。
皆さんは 昔 出来ていたはずの事が
出来なくなった事がありますか?
昨日 LIXILさん主催で行われた
センスアップセミナー パース編 に参加しました。
コミュニケーションスケッチなるものを
マスターしようということで
基本から応用まで2時間のセミナー。
お客様との打ち合わせの際に
口を動かし続ける一方で
手も同時に動かし
はやく わかりやすいスケッチを書く。
あるのと ないのとでは
お客様の理解度が全然違う
という お話からスタート。
そして ここから講師のYさんが
120°を連呼し始める。
パースの基本は 豆腐の形。
交差する3本の線が
120°になるように意識する。
これが 書ければ
なんでも書ける!との事。
基本形 からの練習が始まる。
私 こういうの得意です。
いや、得意でした。
学生の頃 よく書いてましたし
デッサン教室などにも通いました。
けれど パソコンしか使わなくなって十数年。
手書きパースなんぞ 書いていない。
書けると思っても
手が動かない。
脳みそからの指令が伝わらない。
書きながら違和感を感じる。
これが 120°です。
頭に焼き付けて下さい と渡されたグリッド。
これを見ながら 立方体を書いてみる。
120°どころか
同じ角度にすらならない・・・。
なんじゃこりゃ~
と ひとりつっこみを入れる。
おかしい
おれはもっと出来るはずだと
ひたすら書く。
今なら
スラムダンクの ミッチーが
不良時代を後悔したことがよく分かる。
納得出来ぬまま 応用編に。
時間との戦いもある。
お客様を待たせてはいけません。
5分前後で書くように とYさん。
心の中で 120°を連呼する。
だめだ、書けん。
こういうパースは
ラインがびっと通っていれば
どんなにラフに書こうが ビシッと見える。
ビシッと どころか
角度が揃わないから
ふにゃふにゃ~に見えてしまう。
いつでも 気持ちは二十代前半な私。
こんな事で 過ぎ去った年月を実感してしまいました。
『 継続は力なり 』
この言葉が 何よりも身に染みたセミナーでした。