換気 その②
昨日 長靴はいて現場作業していました。
水たまりに入ると なんか冷たい。
んで あっという間に長靴内に浸水が!
前に 釘にひっかけて
大っきな穴が開いていたこと
忘れてました。
しょうがないので そのまま作業・・・。
その後 半日 こんな気持ちで仕事してました(笑)。
以前 換気 その①を書きました。
その続きです。
何を書こうか考えました。
多種多様な換気扇。
全部説明していたら切りがない。
なので 今回は 弊社の商品
炭の家 の換気システムについて
書いてみようと思います。
どんな換気扇を選んだとしても
気密性がしっかりしていないと
意味が無い。
ということを その①で書きました。
気密性を保持できれば
計画通りの換気経路が生きることになります。
取付が義務化されている 24時間換気扇。
大きく分ければ 3つあります。
・第一種換気
・第二種換気
・第三種換気 というものです。
名前は数字が違うだけ。
だけど 性能が大きく違う。
簡単に書くと
第一種は 強制的に外気を入れて 強制的に内気を出す。
調整が容易に可能で 安定した換気を行える。熱交換タイプが多くある。
第二種は 強制的に外気を入れて 自然に内気を出す。
手術室などの 空気の清浄を維持する必要がある部屋に適している。
第三種は 自然に外気を入れて 強制的に内気を出す。
弊社の標準仕様もこれです。
炭の家 は 第二種換気。
外の空気を 無理矢理 家の中に押し込んで
家の中の空気を追い出してしまうようなイメージです。
一般的な住宅では ほとんど 第一種か第三種換気。
一昔まえの住宅では 第二種換気は使えませんでした。
理由は簡単。
強制的に入れる空気以外も
家のどこかから他の空気が入ってきてしまったので
換気計画がうまくいきませんでした。
それが 気密性の向上により
バッチリ ねらった経路を通ってくれるようになりました。
炭の家のこの換気システム。
工夫がたくさんしてあります。
外気を取り入れるところに
こんなものが付いています。
サイクロンフードというものです。
これが 大量の外気を吸い込むと同時に
虫や異物を除去してくれる優れ物。
このあと 換気ユニットに直行します。
換気ユニットにはフィルターが付いていて
花粉、塵やダニの排出物まで取り除いてくれます。
最近は 改良が加わり
PM2.5 まで除去してくれちゃいます。
ここは 密かにすごいところです。
自慢できてしまいます。
さらに 暖房の温水パイプをつなげば
熱交換方式 となってしまいます。
ここも自慢できます。
この後 この換気システムの目玉!
炭1トン が待機するところに突入します。
炭が設置してある天井裏や床下を通して空気の清浄化を行います。
炭 1トンの 効果は絶大です。
シックハウスやアレルギーに効果があります。
炭には穴がたくさんあいています。
そこが空気のフィルターとなるわけです。
これを仮に 広げたとします。
なんと 旧函館市の面積より大きくなってしまいます。
その大きさのフィルターが家の中にあるということです。
ここまでやって ついに 室内に入ります。
自信満々のこの空気達。
今度は室内にいる汚れ始めた空気に対して
えらそーな態度をとりはじめます。
どけどけどけ~~~!
と汚れた空気を追い出しにかかります。
数十分後に自分が追いやられるとも知らずに・・・。
そんなことは知ったこっちゃないので
これを24時間繰り返します。
この換気システム 炭1トンや取付費などで
コストUPになってしまいますが
それだけの価値があると思っています。
システム的にも本当に良く考えられていて
ダクト方式のように目詰まりする心配もありません。
換気ユニットのフィルターをお掃除するだけの簡単メンテナンス。
2階の床下に取付けるので その作業もいたって簡単。
点検口のふたをあければ フィルターです。
そして炭の効果は半永久的です。
これで説明終了です。
正直に書くと この換気システムを設置してある住宅を
見て頂いたとしてもインパクトに欠けます(泣)。
だって なにも見えません。
屋上庭園とかのほうが よっぽど印象に残ります。
だけど 人間が一日過ごす中で 一番体内にとりこまれるものが空気です。
重さにすると18Kg。大きさでは直径3mの球ほどになります。
それだけの量を体内に取込むので
なが~い年月を考えると
きれいな空気を吸うということが
健康上の大事な要素になるのです。
この 炭1トンのシステム
わかりにくいかもしれませんが
確実に良い影響をもたらせてくれます。
これを読んで興味をもたれた方
いらっしゃいましたら ぜひ お問い合せ下さい。
はりきって 炭の取付作業を行います。
けっこう大変なんです、この作業(笑)。
実際に取付けるのは大工さん。
まるで自分が取付けるかのように書いてみた三箇でした。