地鎮祭 建築工事の起工に先立ち、土地の神様を祭り、工事の無事を祈る儀式です。お施主様には、盛り砂にクワを入れる「鍬入れの儀」などを行って頂きます。 地中杭工事 建設前に敷地の地盤調査を行い、必要な場合は地中杭を打ちます。 根掘り 地面を凍結深度以下まで掘ります。砕石を敷きつめ、転圧して基礎を打つ下準備をします。 配筋検査 コンクリートを打つと見えなくなってしまう鉄筋。第三者機関により、適切に配筋されているか検査が行われます。 コンクリート打設 基礎の型枠が完成したら、コンクリートを打ちます。通常のアンカーボルトの他に、ホールダウン金物用のアンカーボルト(M16)も設置されています。 外部給排水工事 基礎が固まったら、型枠を撤去します。基礎の周りを埋め戻す前に、給水パイプと排水管を設置し、土を埋め戻します。 床下給水・暖房工事 土を埋め戻し、ポリフィルム・乾燥砂工事を終えたら、床下の給水工事と暖房配管工事を行います。給水や給湯の管は架橋ポリを使用していますので、サビなどの心配がありません。 基礎パッキン・床下に炭の敷き込み 基礎と土台の間に挟むパッキン。シロアリや腐朽菌に対して10年間補償される工法。また、基礎に換気口を設けない工法なので、鉄筋を切断する必要がなく、クラックの発生を防ぎ、より堅固な基礎になります。また、床下には炭を300㎏も敷き込みますので、湿気の問題も安心 土台敷き 建物を支える重要な土台。北海道ハウスでは、通常3.5寸(105mm)のところを5寸(150mm)の土台を使用しています。オレンジ色に見えるのは防腐材です。基礎パッキンとの併用で、よりシロアリや腐朽の対策をしています。 建て込み 工場でプレカットされた柱や梁などを、水平・垂直を確認しながら建てていきます。構造材には道南産の杉を集成材に加工して使用しています。 剛床工法(根太レス工法) 根太を設けず床下地合板を厚くして、直接梁材に留め付ける床組み。と、難しい表現になりますが、簡単に説明しますと、地震や台風時に発生する水平力に対して強くなります。 屋根工事 緑色のアスファルトルーフィングを下地として貼ります。その上からアルミと亜鉛の合金メッキ鋼板を葺きます。 構造用合板 外周部に構造用合板を貼り、耐力壁を作ります。耐力壁で地震や台風時の揺れ(水平力)に対して抵抗します。一般的に耐力壁が多い建築物は、耐震性・耐風性に優れています。 防水工事 建物を覆うように透湿・防水シートを貼り付けます。万が一の外壁面からの浸水を防水し、木材に浸水して腐らないようにします。継ぎ目や開口部廻りには銀色の気密テープを貼ります。 躯体検査 建物が完成すると見えなくなる構造躯体。この部分も第三者機関が、指定の金物を適切に施工しているか、検査致します。 炭の家仕様工事 1階と2階の間に設置される700㎏の炭。換気システムで取り込んだ外気が、炭の中を通り抜け、キレイな空気になってお部屋の隅々に広がります。 高気密・高断熱工事 1壁に敷きつめられた「ノンホルムアルデヒド」の白いグラスウール。黄色いビニールシートは高い気密性を保つハイゼックスシート。天井は省令準耐火の為の強化石膏ボード。 床工事 木質フロアーを貼り付けていきます。その上に傷がつかないように、養生シートと養生ベニヤを敷きます。ご見学のみなさま、床に傷がつかないように慎重にお願いいます。 内部壁工事 内部建具枠や間仕切り壁を作りながら耐火ボードを貼っていきます。ここまで来ますと部屋の感じがわかってきます。 内部仕上げ工事 壁が出来上がったら、キッチンや階段・玄関収納・見切り材・棚などを取り付けて、大工さんの工事はいったん終了します。 天井断熱工事 木工事が完了した後に、天井の断熱工事を行います。グラスウールを細かくしたものを隅々まで敷きつめます。 外壁工事 外部の防水シートに桟木を取付、通気層をつくります。外壁と建物の間に風の通る隙間を作り、熱や湿気が伝わりにくくします。桟木に外壁を貼っていきます。 外部防水工事 外壁と外壁の間やサッシの縁など、外部のあらゆる隙間にコーキングを施工していきます。服に付くととれませんので、ご見学の方は気を付けて下さい。 内装工事 ビスや目地にパテを埋めて面を平らにします。パテが乾いたら、天井からビニールクロスを貼っていきます。 設備仕上げ工事 クロス工事後、便器や洗面化粧台等の設備機器。暖房パネル等の暖房設備。照明器具やコンセント等の電気工事。玄関のタイル等を仕上げます。 美装工事 木質フロアーの上に敷いていた養生ベニヤを剥がし、外部及び内部を隅々までお掃除します。畳は最後に敷きつめてカラ拭きします。 完成・お引き渡し 完成後、お施主様立会いの下、工事完了の確認をして頂きます。住宅ローン等の手続き完了後、お引き渡しとなります。