セントラルヒーティングは家の中全体を温度差を少なく温める暖房方式です。
昔の寒いイメージのある玄関や廊下、トイレや浴室も暖かく保ちます。

家の中の温度差による血管や心臓への負担等による症状をヒートショックと言います。
このヒートショックによる年間死亡者数は、交通事故による死亡者数の約3倍とはるかに上回ります。
実は、外出しているより家で過ごしている方が死亡率が高いのです。(ちょっと極端な比較ですが・・)
ちなみに、北海道と沖縄ではヒートショックの事故が少ないです。沖縄は温暖で温度差が少ないのが理由です。
北海道の家は冬は暖かく、セントラルヒーティングの普及率の高さも事故率の低さの要因と考えられています。

家の中で暖かい場所や寒い場所が点在する個別暖房より全室暖房のセントラルヒーティングの住宅に住んでいる方が、病気等になりにくいと言うデータも有ります。全室暖房は光熱費がもったいないと思う方もいらっしゃいますが、ヒートショックのリスクや医療費の面でも、決してコストは高く有りません。

セントラルヒーティングの熱源は、電気・都市ガス・ＬＰＧ・灯油などさまざまです。

どの熱源が光熱費が安いのかはその時々の情勢によって変わります。
シミュレーションによる有利な熱源を選び、また長く利用する為の価格変動の将来性を考えて、その時に適した熱源によるシステムをお勧めしております。